我が家には、16歳のにゃんが二匹います。
捨て猫の4匹兄弟なんですよ。そのうちの2匹を、動物初心者のわたくしが引き取ったのです。
しかも、猫苦手!
なんでって、身体がびろーーんって伸びるのが奇妙で!
でも、心境の変化なんでしょうね。ネコ飼いたいなって思うようになりました。。
そんな時に知り合いが4匹の野良猫を連れてきたんです。まだ、目があいてるかどうかの状態の子猫たちでした。
初めての体験なので、2匹は難しい!と思いましたが、知り合いに3匹はかわいそうなので不安でしたが2匹引き取りました。
そしていつの間にか、16年の年月が経ちました。
男の子は、シャムに似た感じで、最初は真っ白なねこだったので、名前は単純に【シロ】ってなずけました。
まさかこんなに、抹茶色になるなんて・・・
シャム的性格で、おしゃべりで甘えん坊で臆病です。
でも、男の子なので身体の大きさは同じでも骨太なのか体重はずっしりと重いですし、力もかなりあります。
女の子は、サバトラって種類みたいで、名前は単純に【ミー】です。
身体の大きさは同じでも、ふわっと軽いです。気が強く好奇心旺盛ですが、警戒心も強いです。抱っこさせてくれません。
避妊手術で1日入院した後の彼女の声は、ガラガラで出すのもやっとな感じでしたので、相当泣き続けたんだろうなって思うとかわいそうでした。
それ以来病院には一度も行っておりません。
それに引き換え、シロはやんちゃでいろんなことをしてくれますし、病院はいったい何度行ったでしょうか。
小さいときは、ブラインドの紐に首が絡まって首つり状態に驚かされましたし、ベランダから金木犀の木に飛び乗って身動き取れずにいるところを助けたり・・・ひやひやでした。
ある時は、明け方にシロの大きな声が聞こえるのでどこから?かと思えば、ベランダから外へ出たみたいで、玄関の前で泣いていました。
それでも、我が家は夜中ベランダのガラスは猫の出入りのため開けてあります。
もう、すっかり大人になったので無謀なことは一切しなくなり、日中は日向ぼっこをしていますし、夜は見張りをしています。
Facebookでの皆さんの話では、台所のものをあさったりと大変な苦労をされてるみたいですが、我が家は不思議とキッチンの上にも乗ることはありませんでしたし、変ないたずらもありません。
ただ、クロスとか、座椅子などはひっかき傷だらけですけれど。
シロは、赤いおしっこをだしたり、嘔吐&下痢、膀胱炎、なめすぎによる皮膚の炎症などなど病院通いはかかせません。
病院から帰るたびに、注射の匂いでミーから威嚇されます。
そのたびに数日は、ミーに近づいては威嚇されしょぼくれて許してくれるまでウロウロしています。
普段はとても仲良しだから、よけいにみていると可哀そうに思えるのです。
ですが、さすがに男の子は力が強いですよね。部屋の扉などは、立ち上がってノブを押さえて開けてしまいます。
ミーは、その後ろでちゃんと待っているんですよ。彼女は自分では開けれないですから。
5月で17歳になるので、あと何年生きてくれるのか・・・どんな終末を迎えるのか・・・その時私は耐えれるのか?などなど考えるようになりました。
覚悟は必要だなって。
人間のエゴで、終末期の治療はしたくないなって思います。
長生きはしてほしいけど、歳をとった身体に、手術は必要なのか・・・でも、実際目の当りにしたら病院に駆け込むかも。
まだまだ、先の話であってほしいですけどね。