運に愛される人 ①

読書生活

最近読んだ本ですが、どちらかというと自分は幸運なほうだと思いますので、本の内容と照らし合わせてみたいと思います。

よく考えると不運もたくさんあったのですが、何とか乗り越えてるってだけなのかもしれませんが・・・

中島 薫さんの【運に愛される人】

 

本の内容は37の項目に分かれていますが、簡単に要約しました。

変える

「変わりたい」というだけの人は変われません。と著者は書いています。

ここでも出てきますが、変化を恐れる人には運などつきようがありませんよね。

同じところに立ったままで、新しいことを受け入れることができなければ、悪い現状は悪いままになります。

「こういう人になりたい」と思う人をマークしたり、逆に「こんな人にはなりたくない」と思う人とは同じことをしないようにするということが重要です。

とはいいましても、なりたい人は遠すぎてなかなか 辿り着きませんが、せめてなりたくない人にはならないよう気を付けています。

うまくいっていないことには、努力よりも対策を!

例えば、痩せるためや体力強化のために運動をしようと思うがなかなか実行できないとき、通勤の途中でのエスカレーターをやめて階段を上るとかいった対策を立てるとということです。

謝ることは「負けて勝つこと」

謝ることは、勇気もいるしタイミングも難しいけれどこれができる人は自分のミスも取り返せますし、運はこういう人に味方をするのだそうです。

「認められない人」に進化はない

同じことをしているのに、なぜ彼だけが出世するのか?みたいなのはジェラシーですよね。こういう他人のことを認めるということは、自分のことも認めてあげるということになると著者はいいます。

同じことをしていると思うのは、自分だけで、ほんとうは彼のほうがもっと努力をしている。ということなんですね。他人を認めることによって、自分はもっともっと頑張ろうとするから成長すると書かれています。

他人を許すことは自分をゆるすこと

許せない人や許せない出来事があったとして、その負の感情をいつまでも持っていてはその災いは自分のほうに降りかかってくるといいます。

例えばA子に海外出張の仕事が入った時に、その話を聞いた後に自分も英語が話せるから行けたのにっていうような場合、A子は会社に英語が得意だとアピールしていたんですよね。

運のいい人は、きちんとアピールしているということです。

ものごとを「あるがまま」に見る練習をする

なにかを判断するときには、最初や途中で決めつけたり変なバイヤスをかけたりせずに最後まで見たり聞いたりしてから判断することが大事だといいます。「いったん受け入れる」ということです。

受け入れないと結局チャンスを逃すことにもなるのだそうです。間違った判断をしないよう気をつけましょう。

遊びは周りの人に喜びをもたらすもの。楽しい!というエネルギーを発散させている人の周りには、自然と人が集まるから運も寄ってくるのだとか。遊びも大切ですね。

気づく力のある人は、物事を吸収しやすく成長もしやすいのです。中島氏は、質問をする癖のある人は成功する人が多いと言っています。

周りに無関心な人は、せっかくのチャンスにも気がつかいなのでしょう。関心を持ちましょう。

「真似る」には努力が付きものだけれど、「パクる」は全く努力をしないこと。オリジナルであることに越したことはないけれど、先人の人が苦労して築き上げたものを同じようにして時間をむだにするのではなく、そこに自分のカラーを付けたりオリジナリティーを出せばよいとのこと。真似るは学ぶの意味だそうです。

好きなものに対しては、人は集中します。好きなものに集中する人は、誰に頼まれたわけでもなくいくらでも集中し続けます。好きになるとは、そのくらい情熱を持つことです。

昔から言いますよね。【好きこそものの上手なれ】って。好きなことを仕事にできたら、どんどん大きくなるだろうな。

続けることが大事、中々むつかしいことであるけれど、「続けることを目標にしない」と著者は言います。自分のペースでできるということが大事だと!

やっぱり、これも【好き】なものでないと難しいですね。

捨てる

「人生は何を選ぶか、誰と出会うかで決まる」と著者は言います。毎日が小さな選択の積み重ねで、今の自分があるのであれば、人生をよくするためには更によく考えて選択していかないとダメですね。

趣味などで集めていたもの、人付き合い、感情・・・いつかそれが、自分のためには弊害となってきた場合、それは手放す時期なのだそうです。勿体ないとか考えず、勇気をもって捨てましょう。

大切なものを壊してしまったり、仕事でミスをしてしまうと落ちこみますよね。でも、そんなときは反省していつまでも引きずらないことです。

嫌な感情を持っている人には、運は味方をしてくれませんからリセットしなければいけないのだそうです。

ゆだねるということは、手を抜くとか他力本願とかとは違い、「この人に任せたら大丈夫」ということです。

何もかもを一人でするのではなく、信じて任せるということが必要です。

「やればできる」と考えるのではなく「できるかも」っていうほうができそうな気がする。人は自分で勝手に枠を作ってしまい、できないと思い込んでる場合が多いそうです。

「できるかも」の癖をつけ、そう思ったら先延ばしにせず即実行しなけらばいけません。

断れない人は損をする

断ると相手が不機嫌になったり、自分が損をするのではないか?と思うのは間違いです!と著者はいいます。

むしろ中途半端な返事をすることで、チャンスを逃したりもめ事に発展したりします断る勇気を持ちましょう

運に愛される人の法則はまだまだありますが、少しでもあてはまれば運もついてくるのではないでしょうか?

後半は、次回掲載します。