お酒好きな人に是非お勧めしたい日本酒が見つかりました。
若干話はずれますが、三浦春馬が48都道府県をまわって出版した【日本製】という本の中でも、古い日本の技術を大切にし、新しいものづくりをしている若者や商品がたくさん紹介されています。
この日本酒【HINEMOS】も、そういう若者達によってできた新しい日本酒になっています。
【HINEMOS】とは、2018年8月創業の「株式会社ライスワン」の代表ブランドの名前です。
神奈川県の井上酒造(1789年創業)への委託醸造により作られています。200年以上の老舗ですね。
古い歴史のある日本酒ですが、匂い・香り・度数などが強く近年の若者にはどちらかというと敬遠されています。
今の時代は、身体に負担をかけない焼酎、もしくは飲みやすいビールや酎ハイが若者受けします。
そんな中、日本酒のイメージを覆す作品がこの商品だと思います。
世界的にもいろんな賞を獲得していますし、日本酒の瓶とは思えない美しいパッケージをともなっています。
アルコール度数も通常は15度ですが、この商品は5度 7度 14度 15度 といろいろあり、日本酒が苦手、もしくは初心者の方でも試せるようになっています。
中にはスパークリングのものもあります。
SHICHIJI
お米の細やかな粒や酵母が混ざっているため、白濁しています。
ワインのシャンパンと同じ製法で作られている乾杯にぴったりなスパークリングです。
精米歩合70% アルコール度:5度
HACHIJI
お米の細やかな粒や酵母がたくさん含まれ、口当たりはとても優しく滑らかです。
透明な日本酒では味わえない、独特な美しさの真っ白い濁り酒です。
精米歩合70% アルコール度:7度
KUJI
酵母が特殊な条件下で発酵させて完成した商品で、パイナップルや洋ナシのような香りを楽しめます。
酒米の王様である山田錦のピュアな部分だけを贅沢に使い、最高峰の技術で造り上げたもです。
ディナーを引き立てる華麗な一杯です。
精米歩合40% アルコール度:15度
JUJI (2020年 フランスで開催された日本酒コンテストでプラチナ賞受賞)
メープルシロップのような、濃縮した甘みを連想させる香り。貴腐ワインのような味わい。
濃厚で甘い蜜のような酒。
精米歩合70% アルコール度:15度
JUICHIJI
本来、日本酒が持つ品や繊細さを追求したクラシック(王道)なタイプのお酒。
華やかさを抑え、穏やかで軽快な香味で飲み続けたくなる味わい。
精米歩合50% アルコール度:14度
REIJI
お米の持つ天然色素(アントシアニン)というポルフェノールの一種を利用した、味わいだけでなく色調にもこだわった日本酒です。
ご褒美に相応しいロゼワインのような透き通った鮮やかな赤色をしています。
精米歩合(非公開)アルコール度:5度
ICHIJI
しっかりした酸味が全体を引き締め、後味すっきり、コクとキレが両立した日本酒特有の旨みです。
辛口でまろやか、コクとキレの豊潤純米酒
精米歩合60% アルコール度:16度
NIJI(2019年 フランスで開催された日本酒コンテスト 純米酒部門金賞受賞)
白ワインに含まれるリンゴ酸の豊かな新感覚の日本酒
口当たりは優しくソフト、飲んだ後にも口の中をキュッとさせるような酸味や渋みがあり、甘さ控えめなドライな味わいです。
精米歩合70% アルコール度:15度
その他
その他にも、【牡蠣専用日本酒】などもありホームページを見ているだけでも楽しくなります。
ただ、ちょっとお値段が高いため大切な人への贈り物に適しているのではないかと思います。
私は、甘さ控えめドライな味わいのアルコール度数15度の【NIJI】を購入しました。酒飲みやな~(笑)
東京を中心に販売しているので、関西の私はネット注文しました。
さすがに日本酒・・・おいしい~ きく~って感じ! 日本酒の味はするけど、ワインみたいな感じの酸味を感じます。
店舗販売というよりは、飲食店・レストランなどに提供しているようです。
ちょっと高級なお店ですね。素敵な料理に、素敵な日本酒!憧れます!!
ですが、私みたいな飲べえには最初の一杯程度にしとかないと大変なことになりそう。
ちょっと贅沢したい時、誰かのお祝いの時のためにこんな日本酒があることを知っていれば喜ばれるかもです。
新しい人たちによって、日本のお酒が開拓され新しい日本の形が後世に続けばいいなと思います。