銀行は、誰でも一つや二つは持っていると思います。
キャッシュレス化が進み銀行の手数料も、どんどん変わってきています。
金利が低い現在では、銀行も利益を確保することが難しくなってきているようですね。
銀行の手数料には、いくつかあります。
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① ATM利用手数料
どこの銀行も、銀行に設置してあるATMの機械での入出金は無料のようですが、それでも土曜、日曜と、18:00以降は手数料がかかります。大体が¥110、時間外は¥220という相場です。
各銀行によって、月に3回までは無料とか時間制限があったりと異なります。
一度に出したら使ってしまうかも!と思ってこまめに出し入れしていると貯金しているのか銀行に支払うために預金しているのかわからない状態になります。
一度、一か月いくら手数料で支払ったか確認してみるのも良いかもしれません。
② 振込手数料
一般の方は、お振込みをすることは少ないかもしれませんが、自営業をされてる方は振り込むことが多いと思います。
住友から住友とか、りそなからりそなという同一銀行であっても、窓口で振り込みをすると手数料がかかります。
以前に、振り込み手数料が勿体ないからとわざわざA銀行まで行って、A銀行の違う支店あてに振り込みをしたら手数料がかかって驚いたことがあります。
A銀行のA支店からA支店なら無料というところは結構あります。
その銀行のATMで、カードでも¥110ほどかかります。同一店及び本支店への振り込みが無料になるのはインターネットバンキングのみになります。
他行振り込みに当たっては、現金振り込みが¥880(銀行による)インターネット振込は¥220(銀行による)という具合に4分のⅠになります。年間にするとすごい金額の差が出ます。
振込手数料は、各銀行金額が異なり振込金額の大きさによっても変わってくるのでご自分の銀行でご確認お願いします。
③ 硬貨入金手数料
硬貨入金手数料も各銀行によりまちまちですが、例えば500円玉貯金をしていてかなり貯まったから入金に行くとします。ATMの機械で入金すれば手数料はかかりませんが、一度に入金できる枚数には制限があります。
窓口で入金するとなると、例えば三井住友の場合は300枚以上500枚未満は¥550、500枚以上1000枚未満は¥1100という具合に手数料がかかります。
100枚までなら無料という銀行もありますが、基本的には貯金箱でお金を貯める時代は終わったのかもしれません。
④ 円貨両替手数料
両替手数料も同じような感じですね。Yahooニュースでも載っていましたが、1円玉500枚の両替手数料が400円ということです。こつこつ一円貯めてもほとんどが銀行に取られてしまう感じですね。
ま、これは両替せずとも銀行据付のATMで入金すればよいのですが・・・硬貨を入金できる銀行も限られてしまいます。大手メガバンク・都市銀行・郵貯銀行などです。
一度に入金できる枚数も、50枚のところと100枚のところがあります。
一般の方はそんなに問題ではないかもしれませんが、飲食店など未だに現金のみで営業されているお店は、つり銭の用意が必要になるので両替手数料が発生するとたいそうな痛手になるかもしれません。
つり銭用意しないといけないですから・・・
国としてキャッシュレス化を推進している影響かと思います。
⑤ その他の手数料
その他には、通帳の再発行には手数料(¥1100)がかかるようになりました。一部まだ進んでいない銀行もありますが、おいおいすべての銀行が手数料を取るようになると思います。
今のところは、新規のお客様であったり通帳を無くしての再発行のみになっています。
現在は普通預金の金利は、0.002% 100万円は1年で1000200円(200円の利息)になるだけですのに、手数料払ってたらマイナスですよね。
毎回手数料のことを気にしていたら、疲れてしまいますしね。
おうちに金庫でも設置しますか?・・・なんて考えてしまいました。
⑥ 未利用口座管理手数料
未利用口座管理手数料とは、お客様が忘れてしまってずっと使わないままの口座(2年)であったり、知ってはいるけど家賃などの引き落としや給料の振込先が変わったために使わなくなった口座(2年)の管理手数料のことをいいます。
りそなでは、年間¥1320(税込)かかります。事前に登録先の住所に引き落としもしくは解約の連絡を銀行側ではしますが、返答がなければ自動的に処理されます。
引き落とす金額の無い口座は、抹消となり少しでも残高のある口座からは手数料が引落とせなくなるまで引落としてからの抹消になります。
知り合いの人は銀行からの連絡で、忘れていた口座に5万円ほど残っていて「思いがけないこづかいもらった!」と喜んでいました。すぐに出金して口座解約したそうです。
住所を移っている人には、残念ながら届かない通知となりそうです。
最後に
キャッシュレスのみならず、ペーパーレスの世の中になってきています。
仕事もFAXではなく、メールやクラウドに移り変わりつつあります。そのスピードは瞬く間に増すばかりです。
確定申告もe-TAXで、電子申請になりました。まだまだ、税務署に行かれる方もいますし、紙で印刷して郵送する方もいますが、電子申請のできる人は控除の恩恵を受けることができ、そうでない方は余分な税金を払うというシステムになっています。
通帳の整理や、再確認をしてみてはいかがでしょう。