2018年秋の関西を襲った大型台風の時、我が家もたいそうな被害にあいました。
ニュースでは、大型台風が来るから警戒するようにとは流れていましたが、昼を過ぎてもそんな気配すらないので普通に仕事をしていました。
でも、念のため自宅に戻り待機したところ3時ごろから急に雨風がすごくなり、何もできなくなったのを思い出します。
窓から見る景色は、飛び交う瓦、波板、などなど。何かが壊れるすごい音!
我が家のベランダのテラス屋根は、古いものだったので波板はすべて消え去り、柱までもが倒されぐちゃぐちゃ状態になりました。
どうすることもできず、只々おさまるのを待つのみ。
夕方には収まったので、本当に一瞬の出来事でした。外へ出てみると、瓦がかなり飛び散って悲惨なものでした。
建築関係の仕事をしていますので、修理はお手の物のなのですが瓦が入手困難で、屋根の修理まで結構日数がかかりました。
被害の少ないご近所の方から順番に、手直しにかかり保険の手続きを手伝ったのですが、その時初めて火災保険を利用できることを知った始末です。
それぞれに入っている保険が違いますが、補償内容の格差にも驚かされました。
一軒の方は、国民共済の保険だったのですが、電話は一切つながらず、仕方ないのでFAX番号を探し出してFAXで住所と名前と被害状況を送ってようやく入金になったのですが、10万円だけしか保証はありませんでした。
証書には、FAX番号の記載もありませんし、インターネットでの連絡さえもするところがなく、お年寄りにはとても無理だと思った記憶があります。
掛け金が安ければよいというものではないですね。建物保険の金額は1500万だったと思います。
他のお客様のところでは、20万以上の被害でないと保険が下りなかったり、上限が20万だったりと様々でした。
価格Comなどで調べて、【風災】とついていても、全額保証されるのかも確認する必要がありますね。
免責額が設定されていたり、何パーセントって決まっていたり様々なようです。
我が家は、そんな知識が一切ないまま、家を購入したときに入り23年一括で支払ったのですが、とても良い保険で助かりました。
屋根の修理代金全てでましたし、ベランダのテラス屋根は以前よりもしっかりしたタイプの最新のタイプでの施工ができました。
建物の1000万円のエコノミータイプで、年計算すると約1万ちょっとの掛け金です。(当時は一括払いしました。)
提出した見積もり金額どうり入金がありましたし、驚いたことにお見舞金までプラスされていました。
火災保険で、台風の被害を修復できることだけでも感謝していましたが、修理費用だけでなくお見舞金までいただいたことに本当に感謝しています。
たくさんの家を修理したので、いろんな保険があることも知ることができたので、なおさら今の保険には感謝しかありません。
使うことなどないと思っていましたが、こんな形で使用することもあるんですね。
日本も最近、災害が多くなっていますので損害保険は入っておいて下さいね。
比較サイトがありますので、まずは金額や補償内容を入力してすぼってから、内容の細かいところまで確認してみるとよいかもしれません。
あれもこれもと、見ていたのではわけがわからなくなります。