中島 薫 の著書 「運に愛される人」を読んで、簡単要約のつづき
始める
高齢者が増えてきたせいもありますが、最近でもよく聞くのが「始めるのに遅すぎるということはない!」というフレーズです。著者も1999年からこのことは、本にしています。
定年退職をして、起業家として再出発をしたかた、高齢の方でプログラミングを独自で勉強して海外でも有名になったご婦人・・・などなど
私自身も、全く息継ぎができずに泳げなかったのですが50歳を過ぎてスイミングに挑戦!25mをクロールで泳ぎ切ることができました。
周りの人の泳ぎ方をみたり、YouTubeで泳ぎ方をみたり、なんで息継ぎができないんだろうって何度も練習して。
5m 10m 何度も途中止まりながら・・・でもできたときは嬉しかったです。
ほんとうに、いつ始めても遅くはないと実感しました。
準備する
チャンスは、準備をしている人のところにやってくると言います。
講演会やリハーサル、学生なら受験など。チャンスがいつどんな形でやってきてもいいように、頭をフル回転させる必要があります。
これからどんな人に会うのか?その人はどんな趣味を持っているのか、状況や環境によって考えることは様々ですがいろんな状況を想定して準備を整えて挑みましょう。
その、何かがきっかけで新しいチャンスをつかむことができるかもしれません。
役割を演じる
人にはそれぞれ自分の役割というものがあって、職場などでは「自分自身を演じている」ということになります。
課長という役割、係長という役割、教師という役割。本来の自分ではない自分を演じていると著者は言います。
役割を演じるということは、自分が到達しようとする目標への道を歩むことでもあるというのです。
例えば上司に難しい課題を与えられたとして、それに挑戦して成功すれば自分の価値が上がります。むつかしいなとか、無理だなと思うのは現在の自分で、それをこなした自分は新しい自分ということになります。
役割を演じるために、自分自身を切り替えるスイッチをもちましょう。
価値を知る
価値というのは目に見えないものを査定することですから、正式に見抜くのは難しいかもしれません。
価値を知る人は、その価値以上のものをえることができるのだそうです。
価値がわかる人は想像力豊かな人。目先の事実やお金に換算した見せかけの価値に騙されないひとは、その裏にあるもっと大きな価値を手に入れることができます。
真実の価値を見抜く人は、運にも愛されます。と、いいますが、本当に慣れない事には難しいかもしれません。
習慣づける
「言葉が変われば思考が変わる、思考が変われば行動が変わる、行動が変われば人生が変わる」
誰かの言葉らしいですが、言葉も思考も行動もある意味「くせ」や「習慣」です。いい習慣を身につければいい人生がおのずと訪れるということですね。
中でも、書くという習慣を身に着けるとよいそうです。書くことが習慣になれば、物忘れもへりますし、目標や夢なども書けるようになります。
何度も何度も繰り返すことによって、自分の脳にもインプットされます。そしてこの、小さな積み重ねが大きな成功をもたらすといいます。確かに!って思います。
人に会う
運は単独で勝手に歩いてくるということは殆どないそうです。「運は人が運んでくる」というのが、中島氏の法則だそうです。
偶然の出会いであったり、偶然同じ趣味であったり、それが原因でビジネスが始まったり・・
できるだけたくさんの人に会うようにしましょう。
セルフイメージをあげる
中島氏のところに仕事がうまくいかないという相談が来るらしいです。相談内容はバラバラで、年齢その他もバラバラで、見た目に仕事ができなさそうではないけれど、ある共通点があるといいます。
それがセルフイメージが低いという点です。自信がないのか、自分自身を低く見てしまっているというのです。
自分に自信がないということは、自分を信頼していないということになります。
セルフイメージを上げる方法は、とにかく人を誉めることだそうです。〇〇さんは、すごいですね!というふうに、すごい、すばらしい という言葉を使っていると自分の脳にその言葉が残り、自分もすごい、自分もできるって脳が反応するということです。
自分の脳に、良いセルフイメージを植え付けましょう。
想像する
こうなりたいな こうなったらいいな っていうことを想像する。ということは、誰でもすることですが、
ここでもやはり出てくるのは、想像したことを紙に書きなさい!ということです。おそらく成功者の多くはこうして夢を実現しているのでしょう。
ただし、想像するときのコツは等身大の自分の105%くらいのところで起こることを肝に銘じることです。自分とかけ離れたことを想像しても、脳が「あなたのリクエストは妄想ですから受け入れられません」といって却下してしまうということです。
脳が、それは大丈夫!叶います!と信じ切ることができる程度にすると、助けてくれるそうです。
信じる
信じることができる人には、必要な時に必要な人との出会いがあります。信じている人には運がそういう人をさし向けてくれる。
自分を信じれる人は、人を引き付ける力があります。そういう人はますますチャンスをつかみやすくなります。
信じることは時によって奇跡をも生みます。
感謝する
中島氏の「生き方の極意」がこの「感謝する」ということだそうです。
感謝の気持ちを忘れずにきたから、今の自分があるということですね。人は一人では生きてはいけません。誰かとかかわり、誰かに支えられ生きています。
感謝をする人は間違いなく、運に愛されます。「感謝します」と言えば言うほど感謝するような出来事が起こるというのです。
是非ぜひ実践してみましょう。
発見する
好奇心のアンテナをたて、直感のささやきを聞き逃さない人になりましょう。小さな何かを見つける癖を着けましょう。
見つけたものを人に話したり、SNSで発信するなどアウトプットするよう心がけるともっと見つけやすくなります。
そうしているうちに、ある日自分の人生を変えるような大きな出会いがやってきます。その大きな出会いのために小さな出会いから始めるのです。
人の役に立つ
自分が豊かに幸せになりたいと思うのであれば、まず周りの人を豊かに幸せにするのが一見遠回りに見えて実は近道なのです。
人を大事に大切にする人が、人からも大事に大切にされるシンプルな真実の法則です。
その人が何を望んでいるか、少しの観察力があれば大丈夫です。
難しく考えず、チャレンジしている人には応援を、困ってる人には手助けを!
プラスのエネルギーが大きければ大きいほど、運に愛される人になります。