最近少し運動を始めたので、プロテインを購入してみました。
以前、女性専用の「カーブス」に入っていた時にもプロテインをやたら勧められたのですが、その時はお値段が高かったので購入しませんでした。
ジムなどでやたら勧められるプロテインですが、よく知らずに飲んでいると腎臓や肝臓を悪くするという結果が出ています。
プロテインとは?
プロテインとはそもそもたんぱく質のことをいいます。人間の身体を構成する筋肉や骨、歯、皮膚、血管、内臓、髪の毛等多くの部分がたんぱく質でできており、毎日代謝に使うたんぱく質が必要になります。
その量は普通に生活するだけでも、脂肪を抜いた体重1㎏あたり1g。例えばゆで卵1個のたんぱく質は約6.5g。50キロの人の必要たんぱく質は50gですのでゆで卵約8個分くらいになります。成人女性で50gのたんぱく質を食物でとる場合、鶏のささ身100gで23g・ぶり100gで21.4gありますので、一日3食のうちで考えれば問題なさそうですが、調理法その他によってカロリーも多くなってしまったりすることがあります。
プロテインはカロリーを抑えてたんぱく質を補えるので効率の良い商品と言えます。
たんぱく質が足りない状態ですと、肌や髪の毛のはりやつやがなくなるほか筋肉が減って基礎代謝が減り太りやすくなったり免疫力や集中力が低下してしまうという不調をおこしたりします。
うまく栄養管理をしてたんぱく質を取るようにしましょう。私の場合は毎日1個のゆで卵と普通の卵を1個食べています。卵のたんぱく質はゆで卵にするほうが多く含まれます。
毎日肉や魚を食べるわけではないので、少々不足ぎみかもしれません。
プロテインの種類
プロテインには種類があります。
ホエイプロテイン
牛乳に含まれるたんぱく質の一種でミネラルや水溶性ビタミンが含まれます。
筋肉成分の多くを占めるアミノ酸が含まれており、筋肉効果が期待される商品です。他の商品と比べると価格は少々高めになります。
トレーニングで強い肉体を手に入れたい方向けです。(アスリートなど)
これは今回私が購入したホエイプロテインですが、こんなに大きな袋でくるとは想像してませんでした。よくわかるように500㎜のペットボトルを並べてみました。
以前から持っていた密閉容器に小分けして使用しています。
この小さじ6杯でちょうど30gになります。そこへ150㏄の水をいれてシャフルします。
私はブルーベリー味を購入したので、水で溶いただけでもとてもおいしく頂けます。運動の後にはもう一杯飲みたいところですが我慢しています。
できるだけ食事でたんぱく質を取るようにしてプロテインは1日30gの一杯だけにしています。
ホエイプロテインを選んだ理由は、全く筋肉がないので筋肉強化のためです。
カゼインプロテイン
ホエイプロテインと同じく牛乳を主成分としています。ホエイプロテインが水溶性で吸収が早いことに対して、カゼインプロテインは不溶性で固まりやすく身体への吸収がゆっくりです。
ダイエット時の間食や運動をしない日のたんぱく質補給、また就寝時にもおすすめです。
吸収速度がゆっくりなため満腹感の持続が期待できます。
ソイプロテイン
こちらは大豆のたんぱく質の部分だけを粉末にしたものです。糖質や脂肪を減らし植物性蛋白質だけを摂取できるようになっています。
価格も比較的安くなっています。
こちらもカゼインプロテイン同じく吸収がゆっくりなため満腹感が持続しやすいです。
とかした時に粉っぽくなり少々飲みにくいのが難点とも言えます。
ダイエットをしている方や健康維持をしたい方にお勧めです。女性ホルモンと似た働きをするイソフラポンが入っているので肌の張りを保つ効果もあります。
プロテインの過剰摂取
筋肉をつけたいからとか、ダイエットしたいからといった理由であせって大量にプロテインを取るのは危険な行為です。
体内で一回に消費されるたんぱく質の量は限られています。
過剰に摂取すると内臓疲労をおこすリスクや腸内環境も悪くなります。尿路結石のリスクを高めたり便秘や下痢になったりすることもあります。
体内で分解されない余分な窒素が有害なアンモニアになり、それを排出するために普段より多くの肝臓や腎臓が働きます。
腸内環境が悪くなる理由については、あまったたんぱく質は悪玉菌の餌になるからです。
動物性たんぱく質は過剰に摂取すると尿路結石になる物質の1つシュウ酸が増加します。尿に含まれるカルシウムと結びつくと石のように固まってしまいます。
などなど、過剰に取っても体内で吸収されるどころか、あまって身体に害を及ぼすことになりますので、規定量は守って飲むようにしましょう。
プロテインは必要?
若い人はそんなに必要ではないかもしれません。ただし3食きちんと食事をしている場合ですが。
栄養が偏っている場合はたんぱく質不足がおこりえます。
アスリートであったり身体を鍛えている人にも効果があると思います。
私たち年齢が増してくると、食欲がへり必要なたんぱく質を食事でとることが難しくなってきます。
最近は健康志向になってきているので、ウォーキングやジョギングで身体を鍛えている方が多いと思いますが、食事での栄養がたりないとこれも問題になります。
食事で足りない分を補う程度の利用の仕方で、プロテインを飲むことをお勧めします。
筋肉の量が増えることで基礎代謝があがり、基礎代謝量が増えることで糖の代謝を促し、インスリンの効果が得られやすくなりますので生活習慣病の改善につながるといわれています。
おすすめのプロテイン
ホエイプロテイン
カゼインプロテイン
ソイプロテイン
この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。