我が家は猫を2匹飼っていますが、ペット保険には加入していません。
もう、16歳になりますので今からの加入はできないのですが、どうしようか悩んでいる知人から相談を受けましたので調べてみました。
我が家のことで計算してみると、女の子は一度も病院通いはしていません。男の子は結構、通いました。
膀胱炎が2回、皮膚炎が3~4回。下痢・嘔吐・熱で1回。毎回1万から2万くらいの出費になりました。トータルで10万は軽く支払っているでしょうね。
ですが、入院するほどの病気はしていませんので何十万も支払うことはなかったですね。
ペット保険はおおよそが月2000円から3000円位のところが多いです。そして支払いは治療費の70%のところや50%のところとまちまちです。
16年間でラッキーなのかどうかわかりませんが、10万程度ということは毎月3000円銀行での自動積立でもしていれば、1年36000円ですから426000円たまっていることになります。
ペット保険は掛け捨てですから、毎月3000円かけていてももどってはきません。
5年かけると18万になりますが、それまでに大きな病気をした時には助けになるかもしれません。
病気の種類や病院によって手術の金額や入院費用もバラバラなので一概には言えませんが、50万も60万も一度にかかることは少ないかと思います。
ペット保険の広告をみると65万77万など支払ったと書かれているものもありますが、そんなふうに書かれると不安になって保険に入ろうかな?と思いますよね。
万が一それほどの費用がかかったとしても、とてもまれなことだと思います。それに7歳以上になると入れない保険があったり、加入前に病気をしていれば入れませんし、12歳までが限度ではないでしょうか。
ペット保険はいろいろと難しく、いざ加入しても支払ってもらえないことも多々あるようです。
約款に記載されているようですが、規定が細かいようでトラブルになることもありますので、もし加入を考えているなら隅々まで確認することをお勧めします。
安いからと言って飛びついても全く役に立たないなんてことになりかねません。
治療費が3万円以上でないと保険適用されないとか、通院は対象外だとかいろいろあります。
MRIをとってもらうだけで10万円かかるようなので、がんであったり大きな病気をした場合はある程度高額になるかもしれません。
それでも、12万ほどの治療費がかかった場合7割補助であれば、自己負担額は36000円ですみます。
ですが、これもいつから保険をかけてるかによりますよね。1歳からかけていて5歳の時に12万の支払いが発生した場合、月額2000円の保険で5年間支払うと12万円になります。
12万も支払ったのに3割負担しなければならないので、さらに36000円の支払いが発生することになります
10歳になった時に12万の治療費がかかっても、それまでに支払った金額は月2000円の場合で22万にもなりますし、さらに自己負担の36000円を支払わなくてはいけません。
万が一、もっと高額になったとしても貯蓄していた金額にプラスαするだけで済みます。
万が一のための保険ですが、人間の保険と違って制約がいろいろあるので本当に安心か?と聞かれれば、個人的にはお勧めしません。あくまでも、個人的な見解です。考え方は人それぞれです。
毎月、積立なんてできないよって方にはもったいなくても保険に入るしかないかもしれません。
一度に支払うのがきついから、積み立てるのですが、保険に支払うのと自分で積み立てることの違いが残念ながら私には理解できません。
少しの手間がかかるだけなんですけどね。支払う金額は同じですから。
保険会社には申し訳ないですが、ペットとの関係は「運」と考えるしかないと思います。
愛する彼らが幸せでいられるのも、飼い主が健康で元気に働いて収入があってこそなのです。一時的なことを心配するよりも、何かがあった時のために準備をしておくだけでも違うと思います。
全く話はずれますが、ペット保険に比べれば火災保険は年間15000円ほどで万が一の補償は多額になりますから必要不可欠ですよね。
我が家は、家を購入の際に一括支払いで23万くらい支払ったのですが。台風の被害で200万ほどの補償がおりました。感謝しかありません。あと5年くらいで契約完了になってしまいます・・・
これも保険会社により補償内容はまちまちですので、きちんと調べる必要はありますが。
火災保険については以前に書いていますので参考にしてください。