らくしてうまくいく生き方という本が出ています。おもしろかったので紹介しますね。
ひろゆき氏とは?
昔2ちゃんねるってあったのを知っていますか?なんか聞いたことあるなーって程度ですが私も知っていました。1992年にあの2チャンネルを開設したのがひろゆき氏なのですが、現在はYouTubeで人気が出ています。
動画配信サイトのニコニコ動画にも取締役管理人として入り開設しています。いわゆる実業家ですね
今まで全く興味がなかったのですが、最近急に興味がわき始めました。ホリエモンとかとバトルを繰り返したり、結構ハードなイメージの方です。
単なるやんちゃな中身のない人かと勝手に思っていましたが、注目してみると意外とまともな人であることに驚きました。
全然実業家らしくなく、まったく堅苦しくもない自由奔放なイメージです。現在もユーチューバーとしてのんべんだらり(失礼しました)と若者の質問とかに回答をする形でアドバイス配信しています。
結構きついことをバンバンいうてはります。
若者が興味を持つ意味が分かりました。
働きたくない、働かずに済む方法を考えたときに起業しようと考えたのがひろゆき氏です。ふつう働かないといえば、ニートを想像しますがそうではなくて「起業」という考え方をするところがほかの人とは違いますよね。
相談内容とか聞いてると、起業してうまくいくか心配というのが普通の人なんだなと感じました。
現在は、多くの収入があり何の不自由もないはずの彼ですが、生活は地味だそうです。
高級なタワーマンションや高級車や洋服にも全く興味がなく、自販機で飲み物を買うことも勿体ないからと水筒を持参し、外食もほとんどしないそうです。
生活費と言えばひろゆき氏一人だと月3万程度で済むくらいだといいます。すごくまともやん!って思いました。
会社をもっと大きくしてがんがん成功していきたいというのとは、全く違う考え方をしています。
したい時に仕事をしてガンガン働かず、睡眠時間はたっぷりとって自由に生きていきたいというひろゆき氏の考え方は、現在の若者に共感されるのでしょう。
らくに生きるためには
じぶんルールを作る
世の中には守らなければいけないルールがあります。それは法律というものです。犯罪は犯してはいけないというルールがあるのでこれは守らなければいけません。
ですが、最近はジェンダーという言葉もできていろんな性や人格が守られるようになりました。女性だけが育児をするとか家事をするとか、デート代は男性が出すとかいうのはいつの間にか誰かが勝手に決めたルールなのです。
こういう他人ルールは守らなければいけないルールではありません。自分が嫌だと思うのならそういう人と付き合わなくてもよいのです。
生きるのがしんどいと思う方は知らない間にこういうルールに縛られてしまっているのです。
ただこういったルールに従うことに苦痛を感じない方はそのままでもよいのですが、守らなくてもよいという選択肢を持つことが必要だといいます。
ひろゆき氏のじぶんルールは、良質な睡眠を十分とることだそうです。睡眠時間を削ってまで勉強したり仕事をすることはないのです。そうすることで体調は万全だし仕事の能力もあがるからとのことです。
これは彼なりのじぶんルールですが、このように自分にとって何が楽でいちばん快適かを考えてじぶんルールを作ることから変わっていけばよいといっています。
自分のタイプを知る
仕事のタイプでいえば
1)0から1を生み出す人(天才タイプ)
2)1を10にする人 (ひろゆき氏など)
3)10を維持しながら11・12と成長させていく人(孫 正義氏など)
自分がどのタイプかを知る必要があります。知らない間に得意なはずの仕事をせず苦手な分野の仕事ばかりをしていたため上司とうまくいかなかったなんてことになりかねません。
例えば営業が向いていないのに営業課に配属されていたり、資料整理よりもアイデアを出すほうが向いていたり。
ひろゆき氏は、2チャンネルもニコニコ動画も1から作ったものではなく、もともとあったものを応用していかにして多くの人に広められるか面白くなるかを考えたので、そちらのほうが楽しく仕事ができたといいます。
自分のタイプを知っていれば、他人と比べて変な劣等感を持たなくても済みます。そういった自分のタイプを分析する本なども多々出版されていますので活用するとよいかもしれません。
下記に簡単に診断できるサイトがあるので添付しておきます。
じぶんに期待しない
じぶんはもっとできるはずだとか、もっと高い給料がもらえるはずだとか考えているといろんなことが不満に思えてしんどくなります。
今の世の中は選択肢がたくさんありますので、結婚したくてもなかなかできない場合などは年齢や地域など選択肢を広げてみるとか、それでもだめならいっそのことあきらめてペットと仲良く暮らすなどの方向転換を図ることも大事だといいます。
結婚して子供を作ることが幸せになれるとは限りません。幸せの選択肢はたくさんあるのです。
じぶんはこの程度だとか、自分は馬鹿だとか程度に考えているほうがなにか失敗した時でも肯定感を下げずに済みます。そして、自分が馬鹿だと思っている人は人に頼ることができます。
自分ができないことは人にやってもらって自分は楽をすることもできるのです。頭の良い人、仕事ができる人はプライドが邪魔をして人にものを頼むことができません。
なんでも自分でやってしまおうとします。ですが一人でできる事には限度があります。
逆に自己肯定感が低すぎる方もなかにはいます。そんな方は、飲み会を断ったら仲間外れにされるかもとか仕事に支障をきたすかもとかいった必要以上の心配に悩まされます。
仕事を首になったら生活はどうしようなどと悲観的なことばかりを考えてしまったり、あれこれ心配していると生きていくのがしんどくなってしまいます。
実際におこらなくてもあれこれ心配してしまうだけでも、脳はかなりのストレスを感じてしまいます。
ですが、アメリカのミシガン大学の研究によれば心配事の80%は実際におこらないことがわかっているそうです。
つまり不安はとりこし苦労に終わることが多いといいます。残り20%のうち16%はあらかじめ準備をしていれば防げるらしいので、本当におこる確率は4%に過ぎないということです。
それでも不安な方は、最悪の場合を一度拾い出してみることです。たとえば住むところがなくなったらどうしよう。友達は泊めてくれるだろうか。ホームレスになったらどうしよう。生活保護を受ければなんとかなるか。など。
仕事を首になったらどうしよう。日雇いでも探してみるか。補助金はないかなど。最悪の状態を前もって考えておくことで死ぬということにまではならないだろうと思えば気が楽になります。
心の持ちようを変える
片手はいつも開けておく
片手をいつも開けておくということは、つねに余裕を持っておくということです。
有名な言葉で「幸運の女神は前髪しかない」というのがあります。チャンスは通り過ぎたらつかみ取ることができません。前髪をつかめー!ってことですね。
こつこつ真面目にやすむ間を惜しんで働いても、大きくなることはありませんがチャンスをつかめば一発逆転する事だってあります。疲れ切った状態では目の前のチャンスさえ逃しかねません。
そして片手を開けておくということは、余裕をもった日々を送るためにしっかりと優先順位をつけることが大事です。仕事 付き合い 趣味 家族・・・
想いどうりになる事とならない事を区別する
どんなに頑張っても思い通りにならないことを0にする事はできません。
例えば上司の行動や感情、恋人の感情などを「自分の行動や言動によって変わるのではないか」というのは勘違いです。
他人を変えようとしても変わらないのは当たり前で、そのことで悩む必要はありません。これは思い通りにならない事だからです。
一方仕事で営業先を一日5件回るとか10件回るとかは自分でコントロールできます。
このようにコントロール可能なことと不可能なことを把握しておけば、無駄な努力をせずともコントロール可能なことに全力集中することができます。
コントロール不可能なことは自然災害のことのようにあきらめてしまうようにしましょう。
以下にひろゆき氏の本の紹介と言葉でわかりやすく要約したYouTubeチャンネルがあるのでご紹介します。
もっともっとたくさん、参考になる話が書いてあります。一度手に取ってみてはいかがでしょう。