我が家のおとぼけで、甘えんぼのシロ(ねこ)に突然嘔吐がはじまった。1日様子をみたがしんどそうで2日目の夕方に病院を訪問。血液検査の結果慢性腎臓病ステージ4とのこと。
前日までは結構元気で食欲もあったのですが。
動物を飼うのは初めてなので、これからどう対処すればよいか不安であります。
病院へ行くだけでも彼にとってはすごくストレスでもあります。昨日はずっと抱きしめていましたが、タクシーでの道中は大きな声で鳴いておりました。
人間であれば人工透析をするところですが、猫にはそういったものはありませんとのことでした。延命治療の方法はないこともないですが。
治療のために病院へいく苦痛と不安のことを考えるととてもできませんでしたので延命治療はお断りしました。
16歳・・・お別れの日は数年のうちに来るだろうことは覚悟していましたが、突然なのでとりあえず回復を願っています。
一応嘔吐は止まりましたが、食欲はなく何も食べませんのでせめて、また前のように食べてくれるとよいのですが。なんの前触れもなく激しい嘔吐が来ることに驚きました。
確かに水はよくのみましたが、食欲も旺盛だったので。下記は元気で安心して寝ているシロ。
いまはただ、元気なくじっとすわったままのシロを見守る事しかできません。
兄妹の女の子(ミー)は、おしっこの量も少ない目で匂いもきついですし、シロほどお水を飲む量も多くありませんので、大丈夫のようです。
ですが、念のために腎臓ケア用療養食に切り替えようと思います。
残念ながら、私は彼女との相性よりシロとのほうがわかり会えていたので、ミーが何を言っているのか理解することができません。
仕事をしている時や、朝の出勤前にやたらひつこく鳴いて何かを要求しますが全く分からないのです。
ご飯は残していますし、チュールかと思いあげても少しで満足してまた鳴きますし。遊びたい年齢でもないでしょうけどと、おもちゃでさそっても見向きもしません。
ダメだといっても聞かず、手をだして催促します。
シロにはこういったことが全くなかったのです。餌をあげれば満足する。マッサージをすれば満足する。
ベランダへ出たい時は、その前で開けてくれと鳴くし。だいたい、いうことは理解できたのです。
ミーに関しては何度人間語を話してくれと願ったことか。
シロが1階でおとなしくしていると、なおさらミーのわがままが気になります。要求がはげしくてなかなかあきらめてくれません。
人間界でも、親子や兄弟の不仲はありますが人間と猫にもあるように思います。
これから先、ミーと二人の生活になってしまったらと思うと不安でなりません。
今まではシロがいたから、生活できていたような気がします。シロはなんでも理解してくれていました。
掃除機のことを「ぶんぶん」と表現していたのですが、「ぶんぶんするよー」って言えば、掃除機大嫌いなシロはすぐに隠れに行きます。
ほかには「ごはん」「いってくるね、ばいばい」「おいで」散歩したい時はリードをつけて。
嫌がることもなく・・・コミュニケーションが取れていたと思います。
ミーは、自分の欲求の時は目をほそめたりして、かわいい顔をして鳴きますが、最近やたらひつこいですし、未だに身体に触れられるのをこのみません。「おいで」といっても警戒してまったくきてくれません。
なので、爪切りもできないのでそのままです。彼女の場合は自分で抜いたりかんだりしてうまく処理してるようですが。
シロは何もしないので、私が爪を切ってあげます。少しは嫌がりますが強く抵抗しないので何とか成功します。
爪が伸びていると起こされたりするときや催促の時身体にふれられると痛いのです。
ミーがなんだかやたらとうるさいので、1階にいるシロを2階につれてきました。普段いつも一緒にいるベッドの上に。
そしたらなぜか、ミーの要求がとまりました。なぜなんでしょう?
病院へいって注射の匂いがすることで昨日から威嚇していたので、嫌だから近づかないのか遠目ではみながらもこちらに来なくなりました。
シロがいるからでしょうか。いなくなるとまたわがままな要求がはじまるのでしょうか。
現在のミーの落ち着き場所は押入れの中です。日中はほぼ押入れの中で過ごしています。
シロはベッドが落ち着くようでうとうとし始めました。
いつもなら、病院行って注射してもらえばすぐに元気になっていたのに今回は少し様子が違います。
こんなときつくづく思います。フルタイムで仕事していなくてよかったと!
今日は一日彼のそばにいてあげることができます。
母の冷たい言葉を思い出します。「ねこなんて、何の役にたつねん!お金がかかるだけやのに!」と。
違うんですよね~。私にはただ、いてくれるだけでよいのです。仕事から帰った時、朝、目覚めたとき。
あどけない瞳を見られるだけで幸せなのに、母には理解できないようです。
先ほどようやくカリカリを食べてくれました。まだまだ少しですが、とにかく食べてくれるとありがたいです。
動物を飼っている方は、みな同じ思いでしょうね。