日本製の広島県は、語り部の【梶矢 文昭】さんの訪問でした。
現在は若い人たちに受け継がれているようなので、訪問はできませんでした。
今回ではありませんが、前回に広島の原爆ドームと宮島に行ったのを思い出しました。
原爆の話では8月に上映された「太陽の子」を見に行きましたし、絵本でも「ピカドン」というのがあります。
もう、私にとっては大昔の話になりますが、保育園でアルバイトしていたころにこの本を児童に読み聞かせていました。
表紙はこんな感じではなかったので、何度も刷新されているのかと思います。
小さな子には少々理解しがたい話かもしれませんが、人間が「あっ!」という間に真っ黒こげになってしまう絵や、熱いよう・・・って言った表現は、少しでも怖さや恐ろしさとして記憶に残るかもしれません。
あの頃の絵本の一部は、今でも記憶に残っていますが、この新しい表紙の絵本の中身は昔のものと同じなのかはわかりませんが、二度とあんな悲惨なことがおきないように、後世に伝え続けていかなければならないのでしょう。
美しい絵本、面白い絵本、ビックリする絵本、哀しい絵本、お化けが出る怖い絵本・・・
小さいときに絵本をたくさん読んでもらった子供は、感性が豊かになります。
母が元気な時に行った原爆ドームと宮島・・・新幹線とチンチン電車とフェリーと。
今では私自身も、電車の旅は自信がありません。
夜に、この鳥居の下を船でくぐった時は、すごくきれいで感動しました。
ライトアップもされていました。
今回は車でしたので、自然が素晴らしいという【帝釈峡】に行ってきました。
結構なハイキングになりましたが、普段はレンタサイクルもあるようです。
現在は緊急事態宣言中ということで、食堂もレンタサイクルも休業中でした。
ひんやりとした森林と川の流れる音が、身も心も癒してくれます。
意外にも小さな子供をつれた家族が、何組かおられました。
せめて、鍾乳洞くらいは入りたかったのですが、ここも休業中でした。
人が少ないので、営業してても人件費がかかりすぎるんでしょうね。
この、大きな岩を【雄橋】といいます。
この下を人が通っているのですが、比べるとどれだけ大きな岩かわかりますよね。
入り口からここまでが、徒歩約23分となります。
この【神竜トンネル】までが、更に約20分
短いトンネルですが、結構真っ暗で小学生くらいの男の子でも躊躇していました。
お母さんにうながされて、しぶしぶ入ったくらい・・・子供には怖いのかな?
大人の私は少々わくわくしましたが。
ここまでの道中に一軒の食堂があったのですが、見るも無残な形として置き去りにされていました。
コロナ前は、こんなところでも食事をするくらい人が多かったのがうかがえます。
人が少ないことが影響しているのか、トンネルの少し先で、これ以上は進めなくなりました。
あるはずの道が、草木によってほぼふさがれた状態になっていたのです。
この先には、桜橋・しんりゅう湖・遊覧船乗り場 などがあるはずなのです。
入り口にあった看板には、書いてあるのですが残念なことですね。
きれいなはずの自然も、手入れされなくなると荒れ放題になってしまいます。
Uターンを余儀なくされたのですが、次々来る方たちも戸惑いながらも引き返していました。
鳥取に続いて、コロナの影響で元気のなくなった日本を改めて実感してしまいました。