日本製の鳥取県は、春馬君一行が宿泊した宍道湖(しんじこ)のホテルではなく、旅館に宿泊しました。
どこのホテルかわからないので、どうせなら温泉があるほうが良いと思いました。
そして宍道湖(しんじこ)が目の前に見える旅館で1泊しました。
春馬君たちは、しじみ館によって隣のお店でしじみをたくさん買ったとかで、私もぜひ買ってみようと楽しみにしていたのですが、ここ【しじみ館】も営業しておりませんでした。
上の食堂は営業していたんですけどね~。😢
仕方がないので、松江城にちらっとだけ寄りました。中までは入りませんでしたが、お堀の周りを散策しました。
お堀を船で回れるみたいです。
きらびやかな大阪城とは違って、年季の入った重厚感のあるお城だったので興味はあったのですが、もう既に夕方でしたのであきらめました。
しじみも買えなかったけれど、近くの土産物屋さんでシジミ汁を一つとめずらしい焼酎を一本買って旅館で飲むことにしました。
これは、持ち帰りました。
こちらの焼酎は、度数が40℃もありました。
【わだつみの精】という海藻の焼酎でした。
セブンイレブンで買った氷のカップにいれて、ロックでいただきました。180㎖
そして翌朝の、2021年9月11日 島根県のたたら製鉄の歴史をおって吉田町に来ました。
春馬君がここへ来てからすでに4年の歳月が流れています。
この本の中で、田部社長が3年後には【たたら場】を復活させるとおっしゃっています。
現在では、ゴルフのパターなども手掛けたりと新しい形で着実に復興されているようです。
YouTubeでもたたら製鉄の実際の作業の動画がありました。
訪問時から2年後の2019年9月の動画です。是非見てください。
鉄の博物館では、いろんな石や砂や砂鉄などがあり、昔の道具などの展示もありました。
なんでもAIで選別したり制作したりができる世の中になって来ましたが、人間でなければできないものもあるということは素晴らしいことですね。
料理人が大切にしている包丁も、何年も何年も研いで包丁が小さくなるまで使えるからすごいです。
こんな火鉢なんて、懐かしいなーって思います。今の人は知らないでしょうね。
小泉八雲から送られた茶道具だそうです。偉大な方とお知り合いだったんですね。
万年筆や硯箱・・・なんて上品なのでしょう。昔のものは味があります。
映画 「仁」に出てきたような医療道具。いろんなものが鉄でできていました。
昔の男たちが働くさま・・・毎日毎日、火を見ているので【目】が侵されるのだそうです。
両目いっぺんに見えなくなるといけないので、作業するときは両目ではなく片目ずつ交代にあけてするそうですが、どちらにしろ最終的には両目が見えなくなるそうです。
本当に大変な作業ですが、なんとなく昔の人は誇りをもって仕事をしていたように思います。
すごい種類の石の中から、純度の高い鉄になる石を見極めるのも人間の感性だそうですが、神社やお寺の木造建築もそうですが、本当に昔の人の頭の中はどうなっているんだろうって思います。
このあと、春馬君一行は宍道湖の近くのホテルに宿泊して、次の鳥取に向かうのですが、私は逆回りをしたのでこれから帰路となります。
今回もですが、なんやかやと残念な旅になりましたが、まあ、私なりに満足しています。
やっぱり緊急事態宣言が終わらない事には、こんな結果になるのでしょうねえ。