2022年11月4日金)京都の有名な瑠璃光院の秋の特別拝観に行ってきました。毎年、春と秋にあるそうです。
拝観料は2000円で、ネット予約になりますが料金は現地で現金払いです。
京阪電車で終点の出町柳まで行き、階段を上がれば叡山電鉄があるので電車で行くことにしました。
出町柳が始発ですのでタイミングにもよりますが座っていくことができます。
「八瀬比叡山口駅」で降りるのですが終点ですので気にせず乗っていられます。
そこからは、案内に従って5分ほど歩くと「瑠璃光院」に到着します。
ここは、道中にある比叡山までの叡山ケーブル乗り場です。ケーブル終点からはロープウェイに乗り換えて3分で山頂到着となるようです。
瑠璃光院の前後に行ってみるのも良いですね。料金は、ケーブルが大人片道550円 ロープウェイが大人片道350円とまあまあなお値段がしますね。
そこから先のわずかな道のりの景色も大変気持ちよかったです。
11月のはじめですので、まだ紅葉はしていなくて少々残念ではありますが、この日しか予定が空いていなかったので仕方ないのです。
こちらが入り口になります。みなさん、こちらで写真を撮っていました。
今年の予約は既に埋まっていますので、残念ながらもう行くことはできませんが、予約制で人数を制限してくださっているので充分ゆっくり拝観できました。
Facebookなどでも、行かれた方が写真を公開していますがまさにそのままの美しさです。
テーブルに鏡のように外の景色が映るさまは、見事なものです。大きなカメラをもった女性が場所を陣取って撮影していましたので、その方が移動するまで少々待たされましたが私も写真を撮ることができました。
ただ、技術がおぼそかなのでうまくは取れていませんが。
建物も美しいですが、庭も素晴らしかったですね。
書写をするコーナーがありまして、無料でできるので少しだけ並びましたが書くことができました。
瑠璃光院に入るときに靴を脱ぐのですが、その時に書写の用紙とボールペンをくださいます。書写は自由なので書かずに帰られる方もいましたよ。
こういう機会はなかなかないので、気持ちも落ち着きましたし良い経験になりました。
書いたものは、左端に願い事を記入して奉納するのだそうです。
瑠璃光院の拝観チケットにルイ・イカール美術館の入館券もついていましたので、帰り道にあるその美術館にも入ってみました。
フランスの画家「ルイ・イカール」の作品を収蔵・展示していて1958年に結ばれたパリ市と京都市の姉妹都市提携50年が経過したのを機に両市の国際文化交流をさらに深めるために誕生した美術館です。
女性をメインに描く画家のようですが、どの作品も素敵でした。まるで、映画の世界の女性たちですが、これぞパリジェンヌって感じがします。
昔はこういう装いの女性たちがいたんだろうなって思うと、その場所に行ってみたくもなりました。
今では取り戻せない風景でしょうけれど。このお部屋では窓に向かってすわりコーヒーを注文していただくことができます。
当時の日本では考えられない装いですが、本当に美しいなって思います。
今回一緒に行くはずだった絵画の好きな友人に、素敵な女性の絵葉書を1枚購入して送りました。
美術館まで鑑賞しての総時間は、約1時間半ほどでした。
昼食は出町柳で有名なお店で食べようと決めていたので、再度叡山電鉄で戻りました。
京都駅からは市バス・京都バスがあります。
食べログでみつけた、鯖ずしとうどんの名店「満寿形屋」さんに向かったのですが、13:00でしたのに、表には大勢の人が行列をなしていました。
鯖ずしが売り切れてしまうこともあるようですね。
私は待つことが苦手なので、結局予定は変更となり、商店街が終わった先にある「司津屋」という蕎麦屋さんでとろろそばをいただくことにしました。
出町柳には下賀茂神社もありますので、天気が良ければ足を延ばしてみるのも良いかもしれません。