オーストラリア・エアーズロック一人旅

マイルに関すること

今回は私が日本からウルルに一人旅をしたときの体験を記事にしたいとと思います。

ウルルはアボリジニの聖地であり、世界遺産にも登録されています。太陽の光によって色が変わる様子はとても神秘的で、一度は見てみたいと思っていました。私は2023年4月、一人旅でウルルを訪れました。その感想と写真をシェアしたいと思います。

旅行期間は一週間で、シドニーとウルルの両方を訪れました。

シドニーではオペラハウスやハーバーブリッジなどの有名な観光スポットを巡りましたが、

オペラハウス

シドニー

やはり一番印象に残ったのはウルルでした。ウルルに行くにはシドニーから飛行機で約3時間かかります。

空港

飛行機から見るウルルはまるで絵画のようでした。赤茶色の大地に浮かぶ巨大な岩は圧巻でした。

エアーズロック空港からは、シャトルバスでエアーズロックリゾートに移動しました。エアーズロックリゾートは、ウルルの近くにある唯一の宿泊施設で、ホテルやレストラン、ショップなどがあります。

ショップ

バスをおりて、まずはホテルにチェックインしました。ホテルは空港から車で約15分の場所にありました。夕日が沈むときのウルルは特に美しかったです。ウルルの歴史や文化について学ぶことができるツアーやイベントもありました。

私は、近くにあるアボリジニのアートショップに行きました。アボリジニの人が点や線で描く絵は独特で、美しくとても感動しました。壁掛けやグラス、マグカップ、置物などいろんな作品があったので、とても目の保養になりました。

翌日はウルルのサンライズツアーに参加しました。早朝、まだ暗い時間からバスに乗り各ホテルで乗客をピックアップしながら現地に向かいます。

到着したときは、まだ薄暗く日の出前でしたので、先に用意してくれた朝食を食べながら日の出を待ちました。

朝食

朝食

ウルル

ウルル

その後は、セグウェイに乗るチームと歩いて回るチームの二手に分かれました。

ウルルはとても大きくて迫力があります。高さは348メートル、周囲は9.4キロメートルもあります。色は赤茶色で、太陽の光によって色が変わります。

ウルルの周囲は約10キロメートルありますが、セグウェイですとあっという間に感じました。近くで見るとさまざまな形や色をしていて、飽きることがありませんでした。ウルルにはアボリジニの伝説や神話がたくさんあります。ガイドさんがそれらを教えてくれましたが、私は英語がわかりませんので日本語音声ガイドの聞けるイヤホンを耳につけて神話などを聴きました。

セグウェイでのウルル一周が終わった後は、徒歩で散策しながらガイドをしてくれました。途中で水たまりや洞窟などもあり、写真を撮ってもらいましたが、所々では撮影禁止の場所もたくさんありました。

ウルル

セグウェイですが、12歳から55歳までが推奨される年齢で、65歳以上は不可との記載がありましたが、あまり厳しくはないようです。私は63歳ですが参加することができました。セグウェイで一周する前に全員20分ほどの練習タイムがありますので、おおよその人が乗りこなすことができるようになります。

セグウェイ

歩いて散策しておられる方たちを横目に見ながら走っていくのは、とても爽快でした。

セグウェイ

ウルルはアボリジニの文化と深く関わっています。アヌング族というアボリジニの部族の所有地であり、彼らの神話や伝承にも登場します。多くの洞窟や彫刻があり、それぞれに意味があります。

ウルルは登ることができません。以前は登ることができましたが、2019年から禁止されました。それはウルルがアボリジニにとって神聖な場所であり、登ることは不敬な行為だからです。ウルルを訪れるなら、アボリジニの文化を尊重してほしいと思います。

ウルル

私は、日の出と日没の時にウルルを見ましたが、それぞれ違う表情を見せてくれました。日の出の時は淡いピンク色に染まり、日没の時は真っ赤に燃えていました。本当に美しい光景でした。

最後の日は、空港までのバスの待ち時間が長かったので、ウルルの見える丘まで歩いて行くことにしました。

片道約15分から20分位でしたが、誰も歩いていないので不安にもなりましたが、ずーっと遠くのほうに人影がちらりと見えたのでその方向に向かってひたすら歩きました。

エアーズロック

ここは、杭が打ってありますが、ほかの道なき道も歩きましたので足跡もあったので間違いないと自分を励ましながら広大な土地をたった一人歩いてようやく陸にたどり着きました。

何もないところをたった一人で歩いてみるのも楽しいものだなって思いましたが、たどり着いた丘から見る最後のウルルにも大変感動しました。

ウルル

日本からは、かなり遠いですし費用もほかの観光地とは違いかなりかかりますので、もう二度と行くことはできないと思いますので、最後のウルルを目に焼き付けて帰途に立ちました。(特にホテル代が高額です)

空港からは、ケアンズに帰る方とシドニーに帰る方の2つになります。私は、本当は三浦春馬君が昔に行ったケアンズの観光列車にも乗りたかったし、コアラにも会いたかったのですが、日本からケアンズまではANAではいけなかったので断念して、エアーズロックを優先しました。

エアーズロックからシドニーまでの飛行機では、すべての人が観光客なので搭乗手続きにもかなりの時間を要し大幅に出発は遅れました。

ですが、私はウルルに一人旅をして本当に良かったと思います。ウルルは自然の驚異であり、アボリジニの文化の象徴です。それは本当に美しい光景でした。カメラで撮影しましたが、写真では表現しきれません。

オーストラリアに行く機会があれば、ぜひウルルを見てみてください。感動すること間違いなしです!